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病状

 

甲状腺ホルモン

 

サブタイトル

 

甲状腺内科


甲状腺機能検査では、血液検査でTSH、fT3、fT4の3つの値を測定します。TSHは、甲状腺刺激ホルモンの略称です。TSHは下垂体から甲状腺に刺激を与えるホルモンであり、TSHの値が高い場合は甲状腺ホルモンが不足していることを示し、TSHの値が低い場合は甲状腺ホルモンが過剰に分泌されていることを示します。
fT3とfT4は、甲状腺から分泌される主要な甲状腺ホルモンであり、それぞれ遊離トリヨードチロニン(fT3)と遊離チロキシン(fT4)の略称です。
甲状腺ホルモンの分泌は、脳下垂体から分泌されるTSH(甲状腺刺激ホルモン)によって制御されます。TSHは、甲状腺に刺激を与えて甲状腺ホルモンの分泌を増加させます。一方、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、脳下垂体から分泌されるTSHの分泌が抑制されます。甲状腺ホルモン異常の病気を診療しています。

甲状腺はのどの前側にあるホルモン分泌器官で、身体の新陳代謝を司る甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺には大きく分けてホルモン異常が問題になる病気と、甲状腺の中に出来る「しこり」が問題になる病気とがあります。

甲状腺内科は主としてホルモン異常に対応する科で、代表的な病気としてはバセドウ病、橋本病などがあります。
当院では副院長が甲状腺ホルモン異常の病気を多数診療しております。
さらに甲状腺ホルモンは心臓の拍動リズムに影響を与えて、これらの甲状腺の病気によって不整脈や心不全を起こすこともあります。
その点に対しては院長が循環器専門医の立場から同時に診療にあたる事が可能であるのが当院の特徴です。もちろん、緊急性がある場合は提携先医療機関に即座にご紹介致します。

甲状腺にできた「しこり」が問題になる場合、細胞の検査などが必要になる時にも適切に提携先医療機関への紹介を致します。

TSHの値が高い場合;甲状腺ホルモン分泌不足(甲状腺機能が低下)の可能性があります。
TSHの値が低い場合;甲状腺ホルモン分泌過剰(甲状腺機能が亢進)の可能性があります。
fT3/fT4値が低い場合;甲状腺ホルモン分泌不足(甲状腺機能が低下)の可能性があります。
fT3/fT4値が高い場合;甲状腺ホルモン分泌過剰(甲状腺機能が亢進)の可能性があります。

※(中枢に異常がなければ)TSHは甲状腺機能と逆に動くので検査結果の読み取りに注意が必要です。

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